PowerPoint Web版とは、どうやって使いますか?本当に完全無料でプレゼンテーション資料を作ることが可能でしょうか?
このような疑問を持っている方向けに、PowerPoint Web版の特徴や使い方、デスクトップ版のデスクトップ版のPowerPointとの違いを紹介します。
PowerPoint Web版は、
- インストールせずに簡単にプレゼンを作りたい人
- チームで共同編集したい人
- 外出先や他のデバイスから編集したい人
におすすめです。


Excel / Word / PowerPoint / Outlook / OneNote / Publisher / Access
1 台のWindows 10/11で利用可能
PowerPoint Web版とは
PowerPoint Web版(PowerPoint for the webまたはPowerPoint Online)は、Microsoft が提供する ブラウザ上で使える PowerPoint です。インストールする必要なく、インターネットがあればどこからでも使えるのが大きな特徴です。
主な特徴
無料で使える
- Microsoft アカウントがあれば基本機能を無料で利用可能。
クラウド保存
- OneDrive に自動保存されるので、データ紛失の心配が少ない。
- 複数のデバイスからアクセス可能。
共同編集
- 他の人と同時にプレゼンを編集できる。
- コメント機能もあり、やり取りがスムーズ。
基本機能は充実
- スライド作成、文字・画像・図形の挿入、アニメーション設定など、プレゼン作成に必要な機能は揃っている。
- テンプレートも利用可能。
アプリ版より制限はある
- 高度な機能(たとえば複雑なアニメーション、詳細なフォント設定、一部の拡張機能など)は使えないことがある。
- オフラインでは使えない。
PowerPoint Web版の使い方
① サインインする
- Office.com にアクセス
- Microsoft アカウントでサインイン
- 持っていない場合は無料で作成できます
② 新しいプレゼンを作成
- Office.com のトップページで
- PowerPoint のアイコン をクリック
- 「新しい空白のプレゼンテーション」やテンプレートを選ぶ
③ スライドを編集する
- テキストを入力
- 「クリックしてタイトルを入力」などの部分をクリック → 文字を入力
- 新しいスライドを追加
- 「ホーム」タブ →「新しいスライド」
- デザインを変える
- 「デザイン」タブ → 好きなデザインを選ぶ
- 画像や図形を挿入
- 「挿入」タブ → 「画像」「図形」「アイコン」など
④ アニメーションや切り替えを設定
- 「アニメーション」タブ
- テキストや画像を動かす効果を設定
- 「画面切り替え」タブ
- スライド間の切り替え効果を設定
※デスクトップ版より簡易的で、種類は少なめ
⑤ 保存について
- 編集内容は 自動で保存 される(OneDrive)
- ファイル名を変えたいときは
- 上部のファイル名をクリック → 新しい名前を入力
⑥ 共同編集する
- 「共有」ボタンをクリック
- リンクを作成して他の人に送る
- 同時編集でき、コメントも付けられる
⑦ プレゼンを実行する
- 「スライドショー」タブ → 「最初から」または「現在のスライドから」
⑧ ファイルをダウンロードする
- 「ファイル」タブ → 「コピーをダウンロード」
- PowerPoint (.pptx) 形式
- PDF 形式
PowerPoint Web版とデスクトップ版のPowerPointアプリの違い
PowerPoint Web版は、Microsoft 社の無料で提供しているオンライン版のプレゼンテーションソフトであるため、デスクトップ版のPowerPointアプリと若干違いがあります。
無料ソフトであるので、デスクトップ版のPowerPointアプリに比べて、使えない機能があります。
- 作成したファイルはOneDriveで保存される
- インターネット環境が必要
- 編集機能の制限、(グラフの挿入と編集ができません)
など 。
まとめ
今回の記事では、PowerPoint Web版 の使い方について紹介しました。
いかがでしょうか?
無料でプレゼンテーションソフトを使いたい方は、まず、PowerPoint Web版を使ってみましょう。