ExcelはMacでも使える?利用方法とおすすめバージョン比較

  • 2025-08-08 19:23:06
ExcelはMacでも使える?利用方法とおすすめバージョン比較

「MacでもExcelは使えるの?」と疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。結論から言えば、ExcelはMacでも問題なく使えます。ただし、利用方法や選ぶバージョンによって、使える機能やコストに違いがあるのも事実です。

本記事では、MacでExcelを利用する方法・Windows版との違い・おすすめのバージョン選びについて徹底解説します。

これからExcelを導入したい方や、買い替えを検討している方の参考になるはずです。。

Mac で Excel を使う方法!無料版・有料版をまとめて紹介!

MacでExcelは使える?基本情報まとめ

まず押さえておきたいのは、Excelは「Windows専用アプリ」ではなく、Macにも対応しているオフィスソフトだということです。現在、Macで利用できるExcelには以下の種類があります。

  • Microsoft 365(サブスクリプション版)
  • Office 永続ライセンス版(買い切り版)
  • Excel Web版(無料で使えるブラウザ版)

いずれもMicrosoft公式が提供しているため、安心して利用できます。ただし、価格・機能・アップデート対応が異なるため、自分に合った選び方が重要になります。

MacでExcelを使う3つの方法

MacユーザーがExcelを利用する方法は大きく分けて3つあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することで、自分に合った使い方を選ぶことができます。

Microsoft 365(サブスクリプション版)

最もスタンダードでおすすめなのが、Microsoft 365(旧Office 365)です。サブスクリプション方式で、月額または年額を支払うことで常に最新のExcelを利用できます。

特徴

  • 常に最新機能が追加される
  • 1TBのクラウドストレージ(OneDrive)が利用可能
  • 最大5台までインストールできるプランあり
  • WordやPowerPointなど他のOfficeアプリも同梱

メリットは、常に最新機能が使える点と、クラウドストレージ「OneDrive」が1TB付属している点です。また、複数台のMacやWindows PCにインストールできるため、家庭用・ビジネス用の両方で柔軟に使えます。

デメリットとしては、継続的に料金がかかることです。しかし、頻繁にExcelを使う方や常に最新機能を使いたい方には非常に便利です。

Microsoft 365のプランには、主に以下の3つがあります。それぞれの特徴を比較して、自分の利用スタイルに最適なプランを選びましょう。

Microsoft 365 Family

  • 対象:最大6人までのユーザー
  • 料金:¥2,740/月 (税込)または¥27,400/年 (税込)
  • 主な特徴
    • 1人あたり1TBのOneDriveクラウドストレージ(合計最大6TB)
    • Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどの最新Officeアプリが利用可能
    • iOS、Android、Windows、Macなど複数のデバイスで使用可能
    • 高度なセキュリティ機能(例:OneDriveのランサムウェア保護)
    • 家族や友人と共有してコストを分担できる

このプランは、家族や複数人での利用に最適です。

Microsoft 365 Personal

  • 対象:1人用
  • 料金:¥2,130/月 (税込)または¥21,300/年 (税込)
  • 主な特徴
    • 1TBのOneDriveクラウドストレージ
    • Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどの最新Officeアプリが利用可能
    • iOS、Android、Windows、Macなど複数のデバイスで使用可能
    • 高度なセキュリティ機能(例:OneDriveのランサムウェア保護)

個人での利用や、1台のデバイスでの使用を希望する方に適しています。

Microsoft 365 Business(ビジネス向けプラン)

  • 対象:法人やチームでの利用
  • プラン例と月額料金
    • Business Basic:月額899円(税込)
    • Business Standard:月額1,874(税込)
    • Business Premium:月額3,298円(税込)
  • 主な特徴
    • ビジネス向けの高度なセキュリティ機能
    • Microsoft Teamsによるチームコラボレーション
    • Exchange Onlineによるビジネス用メール
    • SharePoint OnlineやOneDrive for Businessによるファイル共有
    • デバイス管理機能(Intuneなど)

チームや企業での利用に適しており、規模やニーズに応じてプランを選択できます。

Microsoft-365-企業向けプラン比較

Microsoft 365プラン比較表

プラン名対象月額料金(税込)主な特徴
Microsoft 365 Family最大6人まで2,740円1TB×6人分のOneDrive、最新Officeアプリ
Microsoft 365 Personal1人用2,130円1TBのOneDrive、最新Officeアプリ
Microsoft 365 Business法人・チーム向け899円〜3,298円Teams、Exchange、SharePoint、セキュリティ機能

Excel 2024 単体製品

Excel 2024 単体製品は、永続ライセンスです。一回だけのお支払いで永久に使えます。

公式サイトの値段は 22,370円(税込)。Windows / Mac 向けで2台までインストール可能。

値段が、Office 2024 スイート製品より安いのでMac でExcel のみ使いたい方にお勧めです。

リンクカード
Microsoft Excel 2024 (最新 永続版) |オンラインコード版 | Windows11、10 | PC1台用 |

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¥9,000
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Microsoft Word 2024 (最新 永続版) |オンラインコード版| Windows11/10/mac対応|PC1台

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¥9,000
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Microsoft PowerPoint 2024 |ダウンロード版|Windows10、11/mac | 1台対応

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¥9,000
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Excel 単体購入のメリット

  • Excelだけ必要な方には 最も低価格で利用できる選択肢。
  • 永続ライセンスなので、一度購入すれば サブスクリプション不要で長期間使用可能。
  • インストール可能台数が2台まで(WindowsまたはMac)と柔軟。

買い切り版の Office 2024 製品

「一度買えばずっと使える」方式が永続ライセンス版(買い切り版)です。代表的な製品は「Office Home & Business 2024」などです。

メリットは、一度購入すれば追加料金なしで利用できる点。サブスクリプションのような継続費用が不要なので、長期的にコストを抑えられます。

デメリットは、機能のアップデートが限定的で、PC1台にしかインストールできない点です。Windows版との互換性もほぼ問題ありませんが、常に最新機能を使いたい方には不向きです。

Mac で買い切り版のOffice 2024 をインストールすれば、Excel を含めてWord/PowerPointなどを永久に使えます。

Mac で Excel を使うには、「Office Home 2024」,「Office Home & Business 2024」の2種類を選択するか、どちらもExcelを含めています。

Office Home 2024 は、Excel を含む複数アプリがまとめられたパッケージで、価格は34,480 円 (税込)。Windows / Mac 向けで2台までインストール可能。

Office Home & Business 2024 は、さらに Outlook を含むビジネス対応のパッケージで、価格は43,980円 (税込)。Excel 単体よりも 21,610 円高価ですが機能範囲が広いです。

リンクカード
Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版) | オンラインコード版 | Windows11、10/ mac対応 | 1台用 |

Microsoft Office Home & Business 2024 (最新 永続版) | オンラインコード版 | Windows11、10/ mac 対応 | 1台用 |

¥21,800
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Microsoft Office Home and Business 2021 For Mac ダウンロード版 | Mac 1台 |

Microsoft Office Home and Business 2021 For Mac ダウンロード版 | Mac 1台 |

¥12,500
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Microsoft Office Professional Plus 2021 ダウンロード版 | Windows 10/11 PC 1台用 |

Microsoft Office Professional Plus 2021 ダウンロード版 | Windows 10/11 PC 1台用 |

¥12,500
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Mac 用 Excel の価格比較

Mac 用 Excel の各製品の価格や内容を比較して見ましょう!

Mac Office /価格・機能Microsoft 365 PersonalOffice Home 2024Office Home&Business 2024Excel 2024
1年目¥21,300/年 (税込)¥34,480 (税込)¥43,980 (税込)¥22,370 (税込)
アプリWord
Excel
PowerPoint
Outlook
OneNote
Publisher(Windowsのみ)
Access(Windowsのみ)
Word
Excel
PowerPoint
OneNote
Word
Excel
PowerPoint
Outlook
OneNote
Excel
対応OS・台数5台まで
Windows/Mac
(マルチデバイス)
2台まで
Windows /Mac
2台まで
Windows /Mac
2台まで
Windows /Mac
OneDrive 1TB5 GB5 GB5 GB
Skype毎月60分なしなしなし
バージョンアップ無料新規購入新規購入新規購入

Mac 用 Excel の選び方

Mac で Excel をインストール場合の選択は以下の通りです。

Mac で Excel だけインストールしたい

Excel のみのライセンスが条件に合う用途—例えば企業内の特殊な運用や管理目的など—であれば、Excel 単体版が適しています。

Mac でWord / PowerPointも必要なら

Excel だけ使う場合でも、Wordなど他アプリの使用も考慮できるなら Office Home 2024 を選んだ方がコスパが高いです。

Mac で Outlook も使いたい

Outlook を含めたデスクトップアプリを活用したいなら Home & Business 2024 が合理的です。

Mac で Microsoft 365 を使いたい

Mac だけでなく、スマホやタブレットでもExcel を必要、常に最新のソフトやクラウドサービスを使用したいならMicrosoft 365がおすすめです。

Mac 用 無料 Excel について

Mac で Excel を無料で使いたい方は、以下の製品を参考にしてください。

Excel Web 版

「Excelを無料で使いたい」という方には、Excel Web版が用意されています。Microsoftアカウントさえあれば、ブラウザからすぐ利用可能です。

  • 無料で利用可能
  • インストール不要で、MacBook AirやProなどでもすぐに使える
  • TeamsやOneDriveとの連携も便利
  • ただし機能制限あり(マクロ非対応、複雑なレイアウト不可など)

ちょっとした表計算や共有作業には十分ですが、高度なデータ分析や業務利用には不向きです。

以下の記事では、Excel Onlineの使い方について詳しく説明しています。

Excel Web 版の使い方と制限|無料で使えるオンラインExcel入門

Microsoft 365 Personal 試用版

Microsoft 365 Personalの体験版は、Excelを含まれており、Mac でも使用可能です。

Mac でExcelを試したい方は、Microsoft 365 Personalの体験版を一か月無料で使用可能です。

以下の記事では、Microsoft 365 Personalの体験版をダウンロードする手順を詳しく説明しています。

Microsoft 365 Personalを無料でダウンロードしてインストールする方法

Mac版ExcelとWindows版の違い

「同じExcelでもMacとWindowsで違うの?」と思う方も多いでしょう。基本機能は共通していますが、以下の点で差があります。

  • ショートカットキーが一部異なる
    → 例:コピーは同じ「Command + C」ですが、Altキーを使う操作はWindowsと異なる
  • VBA(マクロ)の互換性が完全ではない
    → 複雑なマクロや外部アドインが動作しない場合がある
  • 外観や表示が微妙に違う
    → フォントやレイアウトがずれることがある
  • 対応機能が制限されるケースあり
    → PowerPivotや特定のアドイン機能はWindows限定

このため、Windowsとの完全互換が必要な業務環境では注意が必要です。

MacユーザーにおすすめのExcelバージョンは?

それでは、Macユーザーにはどのバージョンが最適なのでしょうか。利用目的別に整理しました。

  • 学習・趣味利用(コストを抑えたい人)
    → 無料のExcel Web版 または Microsoft 365 学割プラン
  • 個人ビジネス・フリーランス
    → Microsoft 365(年額プランがお得)
  • 法人利用・業務利用(複数PCに導入したい場合)
    → Microsoft 365 Business Standard
  • 単発利用・サブスク不要派
    → Office Home & Business 2024(永続ライセンス)

結論として、長期的に便利なのはMicrosoft 365ですが、コスト重視なら永続ライセンスを選ぶのも良いでしょう。

まとめ

  • ExcelはMacでも利用可能であり、Microsoft公式が提供する3種類の方法がある
  • **Microsoft 365(サブスク版)/永続ライセンス版/Web版(無料)**の中から用途に合わせて選ぶことが重要
  • Windows版との違いはあるが、日常利用には大きな支障なし
  • 迷ったらMicrosoft 365を選べば安定・安心

Macユーザーで「どのExcelを使えばいいか」と迷っている方は、本記事を参考に、自分の利用スタイルに合ったバージョンを選んでみてください。