Mac で PowerPoint プレゼンテーションソフトが必要になったが、
- 「サブスクリプション版のMicrosoft 365か買い切り版のMicrosoft Office 2024 のどちらを選ぶの?」
- 「どのプランが一番安いの?」
- 「PowerPoint しか使わないのに、セット買うのもったいない?」
- 「PowerPoint 単体を買うとお得ですが、あとで Word や Excel が必要になったら困るかも…」
- 「Microsoft Office 2024買い切り版は、一度払って終わりがいいけど、機能が古くなるのはイヤ…」
- 「Microsoft 365 サブスクリプション版は、高いけど、AI機能は試してみたい!」
- 「機能に差があるの?」
- 「Mac 版って機能少ないんじゃない?」
- 「Windows とファイル共有できる?」
- 「結局どれがお得?」
と悩みますね!
本記事では、PowerPoint 単体製品や買い切り版のOffice 2024 製品、Microsoft 365の違い、Windows 版とMac 版の機能の差、無料版のメリットやデメリットを詳しく紹介しています。
ぜひ、最後まで読んで自分に最適なプランを選択しましょう。

Mac 用 PowerPoint について
Mac で PowerPoint(パワーポイント)を使うには、PowerPoint 単体製品や買い切り版のOffice 2024 製品、Microsoft 365サブスクリプション版の選択があります。
「PowerPoint 単体を買いたいが、あとで Word や Excel が必要になったら困るかも…」
「Microsoft Office 2024買い切り版は、一度払って終わりがいいけど、機能が古くなるのはイヤ…」
「Microsoft 365 サブスクリプション版は、高いけど、AI機能は試してみたい!」
このような悩みを持っている方は、本段落を参考にしてください。
PowerPoint 2024 単体製品
PowerPoint 2024 は、Microsoft が提供する最新の プレゼンテーションソフト です。
単体ソフトで購入できるうえ、Windows / Mac 両方に対応しています。
PowerPoint 2024 の新機能や強化ポイントについてまとめ
PowerPoint 2024 の価格は、22,370円(税込み)で、一度購入すると永続に使える、永続ライセンスです。
PowerPoint プレゼンテーションソフトだけ使いたい方におすすめです。
Microsoft Office 2024 買い切り版
Microsoft Office 2024は、買い切り版の最新バージョンです。Windows / Mac 両方に対応しています。
「Office Home 2024」「Office Home & Business 2024」の2つのプランあり、どちらもPowerPoint を含めています。
Office Home 2024の価格は、31,343円で、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteを利用できます。Office Home & Business 2024の価格は39,982 円で、Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlookアプリが付いています。
Microsoft Office 2024は、あとで Word や Excel が必要になったら困るかもと思っている方にお勧めです。
Microsoft Office 2024の特徴は、一度買えばずっと使えますが、バージョンアップできないため、新機能の追加がありません。
Office Home & Business 2024 とは?価格や内容について
Microsoft 365 サブスクリプション版
Microsoft 365 サブスクリプション版は、一年や1か月単位で料金をお支払いします。
Microsoft 365 の特徴は、
- 月額または年額支払い
- 常に最新バージョンを使える
- 複数デバイスで使える
- OneDrive 1TB付き
- AI機能(Copilot など)が使えるプランもあり
Microsoft 365 には、「Microsoft 365 Personal」「Microsoft 365 Family」の2つの選択があります。
Microsoft 365 Personalの料金は、21,300/年 (税込)です。
Microsoft 365 サブスクリプション版の値段が高いけど、AI機能は試してみたい方にお勧めです。
PowerPoint を購入する価格比較
PowerPoint を購入する各種類の価格を比較してみました。
商品名 | PowerPoint 2024 | Office Home 2024 | Office Home & Business 2024 | Microsoft 365 Personal |
価格 | 22,370円(税込み) | 31,343円 | 39,982 円 | 21,300/年 (税込)/1年 |
Microsoft PowerPoint を無料で使う方法
PowerPoint (パワーポイント) を無料で使うには、Microsoft 365の無料トライアル、Web版のPowerPoint (PowerPoint for the web)の2つの方法があります。
Mac版とWindows 版の PowerPointの互換性について
Mac版の PowerPointが、細かい部分で Windows と差があります。
一部の機能が使えない
- 高度なアニメーションや切り替え効果が Windows に比べて少ない
- 特定のエフェクトが再現できない
例
- モーフ(Morph)機能は使えるが、設定の細かさに差が出る場合あり
- 3D モデルの操作がやや制限される
動画・音声の扱い
- 埋め込める動画や音声のフォーマットが Windows より制限される
- Windows で作った動画入りスライドが、Mac で再生できないことがある
- 音声の再生設定が一部 Mac で効かない場合も
フォント問題
- Windows 専用のフォントを使うと Mac で表示が崩れる
- Mac のフォントで作った資料を Windows で開くと、フォントが置き換わることがある
操作画面・ショートカットの違い
- リボンのレイアウトや配置が微妙に違う
- Windows のショートカットキーと異なるものが多く、慣れるまで混乱しやすい
アドインが少ない
- Windows 専用アドイン(プラグイン)が使えない
- 特殊な機能追加が難しい場合あり
VBA マクロの互換性
- VBA(マクロ)が完全互換ではない
- Windows で作ったマクロがエラーになる場合がある
- API の呼び出しや OS 固有の処理は Mac で動かない
発表者ツールの仕様差
- Mac の「発表者ツール」の画面が Windows と少し違う
- 配置が異なる
- 一部機能が省略されていることがある
日本語入力まわり
- 特に古いバージョンでは、縦書きやルビ表示など日本語固有機能で不具合が報告されることがあった
- 最新版ではかなり改善済み
実際に多い声
「Windows で作った PowerPoint を持ってきたらレイアウト崩れた!」
→ フォント・動画の差が原因のことが多い
「ショートカットが Windows と全然違って作業が遅い」
→ Mac 独自ショートカットを覚える必要あり
「動画埋め込みしたら再生できない」
→ Mac では対応コーデックが少ないため
対策ポイント
フォントを統一する
- 両方に入っているフォントを使う
- 例)Arial、Calibri
- 動画は汎用フォーマットにする
- mp4(H.264)を使うのがおすすめ
PowerPoint のバージョンを揃える
- 古いバージョン同士だと崩れやすい
ショートカットをカスタマイズ
- Mac のキーボード設定で Windows に寄せることも可能
Mac 用 PowerPoint の代替ツール
無料のMac 用 PowerPoint または PowerPointの代わりに使えるツールを選択したい方は、本段落を参考してください。
Keynote(Apple純正)
メリット
- 無料で使える(Macにプリインストールされている場合も多い)
- デザイン性が高い
- アニメーションやトランジションが美しい
- iPhone/iPadとも連携しやすい
- 書き出しで PowerPoint形式(.pptx)対応
デメリット
- Windowsユーザーとの互換性に注意(完璧ではない)
- 高度な表や分析機能は弱い
Google スライド(Google Slides)
メリット
- 無料
- ブラウザで動作 → インストール不要
- 共同編集が超スムーズ
- 自動保存で安心
- PowerPoint形式の読み込み&書き出しOK
デメリット
- デザインテンプレートが少なめ
- 高度なアニメーションは弱い
- オフラインだと使いにくい
Canva
メリット
- デザインテンプレートが超豊富
- 誰でもおしゃれなスライドが作れる
- ブラウザ上で動く
- 無料でも十分使える(有料プランもあり)
- PPTX形式で書き出せる
デメリット
- オンライン専用が基本
- 高度な編集や複雑な機能は弱い
LibreOffice Impress
メリット
- 無料(オープンソース)
- オフラインで使える
- PowerPoint形式も扱える
デメリット
- UIが古い印象
- デザインテンプレートが少なめ
- 高度なアニメーションは不十分
Prezi
メリット
- 動きのある「ズーム型」プレゼンが得意
- インパクト大のプレゼンを作りたい人向き
- ブラウザで使える
デメリット
- 独特な操作に慣れが必要
- 無料版はPreziのロゴが入る
- 一般的なスライド型プレゼンとは少し違う
Zoho Show
メリット
- 無料
- オンラインで共同編集
- PPTX互換性あり
- デザインテンプレートも豊富
デメリット
- UIが若干クセがある
- 日本語対応がやや弱い部分も
選び方をまとめると以下の通りです。
おすすめツール | こんな人におすすめ! |
---|---|
Keynote | 美しいデザイン・Apple製品ユーザー |
Googleスライド | 無料&共同編集を重視 |
Canva | デザイン重視・初心者も簡単 |
LibreOffice Impress | 無料&オフライン派 |
Prezi | 見せ方にインパクトを出したい |
Zoho Show | コスパ良くオンライン作業したい |
まとめ
Mac で PowerPointを使う方法を紹介しました。
PowerPointだけ使うならPowerPoint 2024がオススメです。
Word ,Excel が必要ならOffice 2024 がお得。
最新機能を使いたいならMicrosoft 365を選ぶでしょう。
無料で使いたいならMicrosoft 365の無料トライアル、Web版のPowerPointもあります。
そのほかの互換性があるソフトを使うことも可能です。