PowerPointでプレゼン資料を作成したあと、PDFで共有しようとしたのに「PDFに変換できない」「エラーが出る」という経験はありませんか?
この記事では、PowerPointがPDFに変換できない主な原因と、すぐにできる対処法をわかりやすく解説します。

目次
PowerPointがPDFに変換できない主な原因
PowerPointがPDFに変更できない原因を以下の5つにまとめました。
- ① ファイルやフォルダ名に特殊文字が含まれている
→ 「/」「:」「*」「?」などがあると保存時にエラー。 - ② ファイルが読み取り専用・保護されている
→ 他のユーザーや共有設定で制限されている場合。 - ③ アドインや拡張機能の影響
→ 一部アドインが保存処理を妨げることがある。 - ④ PowerPoint自体に不具合がある
→ 一時ファイルの破損や、Office更新が必要な場合。 - ⑤ 出力先フォルダにアクセス権がない
→ ネットワークドライブやUSBメモリなどに直接保存している場合に発生。
すぐできる対処法
PDFに変更する対処方法。
対処法1:ファイル名をシンプルにする
特殊文字や全角スペースを削除し、「presentation.pdf」など簡単な名前で保存。
対処法2:デスクトップなどローカルに保存する
ネットワークドライブやクラウドではなく、一度ローカルにPDFを出力。
対処法3:PowerPointを再起動・再保存
「別名で保存」→「PDF」を選択して再試行。
対処法4:プリンター機能を使ってPDFに出力する
「ファイル」→「印刷」→「プリンターで “Microsoft Print to PDF”」を選ぶ。
保存先を指定してPDFを作成。
対処法5:OfficeやWindowsを最新バージョンに更新
更新プログラムの適用でエラーが解消されるケースも多い。
対処法6:アドインを一時的に無効化する
「ファイル」→「オプション」→「アドイン」→「管理」から問題のあるアドインをオフ。
どうしても直らないときの代替方法
上記の対策でPDFに変更できない場合、以下の方法で試してみる。
- オンライン変換ツールを使う(Smallpdf、iLovePDFなど)
- OneDrive経由でPDF出力(Office Onlineを使うと正常に変換できる場合も)
- 別のPCやユーザーアカウントで試す
まとめ
PowerPointがPDFに変換できないときは、
「ファイル名・保存先・アドイン・更新」の4点をチェックすれば、ほとんどの場合解決します。
それでも直らない場合は、オンラインツールや印刷出力を活用しましょう。